あなたのことが大嫌い(仮)になりました。
9月24日18時30分開演の舞台を見に行きました。
一言で言うなら、心が痒かったです。
不思議な気持ちでした。
見てて痛かったし辛かった。
でも伝えようとしてることは感じ取れたと思います。
そして振り回されました。
観劇をしてる最中に誰がどの配役なのかなー?とかのんき見てたら前のページにぎっしり文が書いてありました。
気になりすぎて初めから読んでたら蝋燭の火が消えました。
最初は我が儘な自分の感情が前に出ました。
「なんなん?」
人のこと散々振り回して夢中にさせて、なんでそうなるん??
正直泣きかけました。
もうこの人の舞台が見れなくなるのか。
ただその気持ちだけが先走りました。
毎回舞台を見に行くと僕に宿題を出す内容でした。初めて見た舞台から点と点を1つずつ結んでいくとうっすらですが見えてくる物がありました。
「性差」
最初はセックスを意味してるのかな?とか思ってましたが、ジェンダーに対して訴えてるのかな。
そんな感覚が少しだけ頭をちらつきました。
毎回見る舞台は経験の少ない僕には難しく、周りが見えてないとこうなるだよね?って思うことも。
そんな難しいことを考えつつ、最後まで文を読むとそうなんだ・・・そんだよね・・・って思いました。
普通って難しいです。
僕なんかは個性のほうが大切だと思ってます。
日本社会では個性なんて必要ないですからね。
少し自分の色を消して過ごす世の中です。
そんな中出会った作品はどれも色が濃かった。
見てて1回目と2回目の色が違って見てて楽しかったです。
そんな思い出やら自分の弱い頭を捻りながら考えてるときに
「ちんこ!」
はいっ?
これで僕の視線は舞台に戻りました。
泣かなかったです。
ありがとうございます仏様でした。
それから舞台をみてるとやっぱり心が痒くなりました。
痒いを通り越して痛いに変わる瞬間がありました。
どの作品を見ても痛かったです。
でも家に帰って半年過ごすとわかることとわからないことがあります。
わかりすぎても生きてて楽しくないので、知ってる人にいつか教えてもらおうと思います。
仕事が休める時は休んで後輩の顔を見に、そして劇団皆さんの顔を見に行くのが半年に1回くらいの楽しみでした。
小さい舞台だからできる素敵な舞台をありがとうございました。
そして大嫌いになりました。
この感覚が失恋と一緒なのかな?とか思います。
それが段々(仮)になって、1周回って好きになるんだと思います。
嫌いなんだけど好き。
そんな矛盾が心のどこかにあるけど、見てて楽しいですよ。
大きい劇団の舞台は凄い!で僕のなかでは終わります。
小さい空間でやるから、気持ちも、訴えたいことも、全部、全部刺さるように体めがけて飛んできました。
それを考える時間も沢山ありました。
嬉しかったです。
素敵な後輩に出会えて。
毎回会うたびに老けました?と腹パンされますが、可愛い後輩です。
好きなことを好きと叫び続けられる力がある人は何をしても輝いて見えます。
僕もそれに負けないように叫び続けたいと思います。
大好きです!
ありがとう!